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第二章-宅録声優 坂下七香が購入しただんぼっちを改造した話(1回目の改造)

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第一章-宅録声優 坂下七香が自宅収録用の簡易防音室としてだんぼっちを選んだ話

第一章では、ネット声優として活動していくために、宅録用の簡易防音室としてだんぼっちを選んだ話をしました。

第二章では、中古で購入しただんぼっちの1回目の改造を記事にしましたのでご覧ください。

 

だんぼっちを改造するにあたり事前に用意したもの

  1. 中古だんぼっち+吸音材(70,000円)
  2. ボンドテープ15㎜幅×10m(800円)
  3. ボンドテープ30㎜幅×10m(2,700円)
  4. 両面ブチルテープ(1,000円)×2
  5. 超強力両面テープ(720円)
  6. 両面テープ(100円)
  7. フッ素加工のハサミ (260円)
  8. カッターで切るときの下敷きになるもの(100円)
  9. 大建工業 遮音シート 940mm×10m 1巻(3,600円)
  10. 家具すべーる的な物100均 6個(600円)
  11. 1M竹定規(自前)・ブルーシート(自前)・太めの作業カッター(自前)・筆記用具(自前)

※金額は当時の大体の値段です(参考価格だと思ってください)

 

先人達のサイトを見て、以上の物を用意しました。

※中古だんぼっちに沢山の吸音材がサービスで入っていました。吸音材はこちらを使うことにしました。

※遮音シートか鉛シートか悩みましたが、お値段と重量で遮音シートを選びました。

※遮音シートを貼る用にボンドテープを使用しました。幅違いが3つあります。値段を安く抑えるために幅狭を買いましたが、ここはケチらず50㎜幅2本が良いと思います。すぐ使い切ってしまいました。

※ブチルテープは吸音材貼り付け用に買いました。ボンドテープ替わりに遮音シート接着にも使用しました。

※フッ素加工ハサミはテープ類を切るのに使いました ベタベタになるので金銭的に余裕があれば。

※1M定規は遮音シート採寸で便利でした。

 

だんぼっち改造1回目

専用吸音材を剥がす

配達時に2階へ上げてもらいました。2人がかりでもかなり重そう。

中古だんぼっちなので、諸々確認がてら一度組み立てました。商品の状態は良かったです。

だんぼっち専用吸音材がすでに貼ってあったのですが、用意したものに変更したかったため、これは丁寧に剥がしました。

新規で購入される方には関係ない話ですね。

 

遮音シートをカットする

遮音シートをだんぼっちの内部に貼るため、一旦解体しました。

まず遮音シートをだんぼっちのサイズに合わせて全て切ります。

 

2階で作業をしようと遮音シートを持ち上げ……持ち上がりませんでした‼かなり重いです。

鉛シートはもっと重いので、持ち上げる時は本当に気をつけてください。

 

私はしかたなく玄関で切る作業をしました。

だんぼっちサイズに合わせるため、ここのサイズは採寸しました。

遮音シートはハサミ・カッターで簡単に切れます。

(各パーツに切り分けておきましょう)

遮音シートをもう1巻買って、だんぼっち外側にも貼ると黒だんぼっちになります。

外側を守る点では黒だんぼっちにするのもいいなと思いましたが、遮音シートの重さを体感してやめました。

ネットで調べた時に綺麗な壁紙を貼っている方がいて、それはいつか真似たいと思いました。

 

だんぼっち内部側に遮音シートを貼る

遮音シートで包装していく形でもよいのですが(シート大きめにカットして端を折り返す形)

折り返し作業が面倒なのと、組み立てた時にシート分の厚みが気になったので私は採寸ピッタリに貼り付けました。

 

だんぼっち側にボンドテープを四隅四方・その中をバッテン型に貼る。

遮音シートを端からゆっくり貼っていきます(軽くロール状にして

端を決めたら強く押し付け固定(養生テープで仮止めすると楽)

後はゆっくりゆっくり貼り進めていきます。

貼り終わったらしっかり固定。これを全パーツします。

 

再度組み立てて、吸音材を貼る

作業で使用していたブルーシートを敷き、その上にだんぼっちを組み立てます。

家具すべーるは底に貼ります(移動しやすくなる)

組み立て終わったら吸音材を貼ります。

吸音材は落ちやすいのでブチルテープを裏にケチらずつけ、しっかり接着します。

そしたら出来上がり!

 

私は全部組み立ててから吸音材を貼り付けたのですが、暗くて天井を貼り付ける時大変でした。

この吸音材は柔らかかったので、天井をつける手前で貼り付けても

大丈夫だったかなと思います。(吸音材によります)

 

だんぼっち改造1回目完成

 

多種の吸音材が入っていたのでそれを使用しました。

声が当たる前方厚めに防音材を貼ったのでボコボコな仕上がりです。

本当は後方もきちんと貼った方が反射的にも良いと思いますが、多分この時は力尽きて貼ってないようです。

床に段ボール+防音材を敷いています。

内部の光は100均で乾電池LEDライトを2つ購入しました。

蛍光灯は放電音が気になり使用しませんでした。

 

さて、この段階で良かった点、悪かった点を挙げてみます。

 

良かった点

音質は格段に良くなりました。(以前は6畳部屋で自作のパネルで囲み収録していました)

ドアが閉まるので集中できそう。MYスタジオを持てた事でかなり気分が上がりました!

 

悪かった点

スマホでラジオを流し、防音性能を確認しました。だんぼっちの内・外で差はわずか(泣)

また部屋の外からでもラジオ番組がばっちり聞けました。

私が望んでいた防音レベルにはほど遠いです…

 

 

だんぼっち改造1回目の使用感まとめ

 

だんぼっち改造1回目は2019年1月。

以下、同年6月の改造2回目まで使用したまとめとなります。

 

4つの不満点(気になるところ)とその改善方法

1.音質に関しては満足、防音に関しては不満

→2つ向こうの部屋まで声が聞こえているため叫び、隠語のある台本が安心して発音できないストレス

やはりこれは更に改造をして、防音性能を高める必要があります。

詳しくは2回目の改造記事をご覧ください

 

2.台本が暗くて見えづらい

→ライト2つではまかなえない

→ライトを3つにしてみたがまだ暗い、そして頻繁にそのライトが剥がれ落ちてストレス

暗い雰囲気は落ち着きますが、本当に目が疲れました。

改善方法:吸音材を白色の物にする

LEDデスクライト(放電音の出ない物)を入手

 

3.吸音材の一部が頻繁に剥がれ、その音がノイズになる

※落下とは別に、剥がれ途中のジジジジジと小さな音が鳴るのが気になりました

改善方法:貼り付けは最初から丁寧に、接着剤類はケチらず使う

       吸音材を変える

 

4.狭い空間で収録するようになって小さな音が気になりだした

だんぼっち改善とは直接関係ないですが、私の場合はノイズ軽減の為に、だんぼっち内にPC・IF類、耳の返し用ヘッドフォンは使用していません。

一番気になったのが眼鏡の鼻あて音です……鼻あて無しの眼鏡にすればいいのですが(笑)

とにかく何を買うにも【音が発生するか】の説明・口コミを沢山見ました。

 

さて、出来るだけ安く仕上げようと思っていましたが……

だんぼっちで快適に収録するにはお金がかかることが分かりました。

1.2.3は全てお金があれば解決しそうです。

 

ただ1.と2.は関係していて、何の素材を選ぶかで結果が変わってきます。

ここで私は思いました……遮音シートを鉛シートにすればよかったか?

あぁ、もう最初からやり直すのは不可能だ……それより何より…最初から

『お金がかかっても、すでに改造済みのだんぼっちを買えばよかった』(心の声)と切実に思いました。

 

しかし改造済品を手に入れられる確率は低いし、その改造済品を私が気に入るかはわからないさ!

そう自分で納得して改造2回目に向かうのでした。

 

第一章-宅録声優 坂下七香が自宅収録用の簡易防音室としてだんぼっちを選んだ話

第三章-宅録声優 坂下七香が購入しただんぼっちを改造した話(2回目の改造)